文部科学省後援 令和7年度学修デザイン研究会全国大会
学びの多様性と個性を育む教育デザインの創造
生成AI×探究×アクセラメンツ教授法
学びの多様性と個性を育む教育デザインの創造
生成AI×探究×アクセラメンツ教授法
2025年8月2日(土) 枚方市総合文化芸術センター別館にて開催(オンライン配信あり)
私どもNPO法人学修デザイナー協会は、「誰もが夢中になれる、学びの創造」をテーマに、教育学や心理学、脳科学の知見を活用し、学習者一人ひとりを観察し、思考ツールやICTを活用した授業デザインづくりとその実践に取り組んでいます。
当協会の活動の一環として開催しているのが、年に一度の『学修デザイン研究会全国大会』です。この大会は文部科学省の後援のもと、今年で通算14回目となります。今年度の全国大会では、加速教育メソッド「アクセラメンツ(Accelerments)」を体験しながら、そのプロセスを通じて生成AIと共同で新しい授業デザインを創造するワークショップを開催します。
アクセラメンツで構成された一日
加速学習の原理に基づく7ステップの学習サイクル「アクセラメンツ」を、一日の全プログラムに適用。体験しながら、その意味を実感できます。
授業づくりワークショップ
生成AIとアクセラメンツを組み合わせ、参加者同士で「未来の授業案」を創出するワークショップを実施。学びの個別最適化と創造的授業の融合を目指します。
大阪・関西万博で発表された子どもたちの探究成果
全国から注目された、万博ステージでの子供たちの探究発表。それを支えた先生方のサポートと実践例から探究学習の可能性を掘り下げます。
ルネサンス大学構想の発表
AI時代の教育再編を見据え、探究・アクセラメンツ・生成AIを活用できる「未来の先生」を育てる教育者育成構想を初公開。構想の背景と目的を鹿江理事長と神田昌典氏が講演・対談で紹介します。
広島県公立中学校および広島大学附属中学校で理科教諭として勤務。2014年より比治山大学現代文化学部子ども発達教育学科の教授を務め、教員養成と探究学習のカリキュラム開発、ICT活用・初年次教育の推進、科学教室・サイエンスショーの実施など多岐にわたる教育活動に取り組む。探究学習やICT活用、初年次教育を通じた教員養成に注力し、学修デザイナー協会理事長として全国の教育実践を支援している。
経営と教育の分野で100冊を超える書籍を著し、日本のインフルエンサーとして知られる。デジタルマーケティング推進により、総合誌により「日本のトップ・マーケッター」と選出。出版界では、伝統的なビジネス書に革新的な文体をもたらし、「Before神田昌典/After神田昌典」と称されるほどの影響を与えた。教育界では、公教育への「マインドマップ」導入をはじめ、多重知性理論に基づく「リードフォーアクション」、逆算思考「フューチャーマッピング」などを開発・普及。組織や個人にインスピレーションを与え、多くの経済・社会リーダーたちが、彼とともに新しいビジョンの実現に取り組んでいる。
マインドマップ、フォトリーディング、ジーニアスコード、フューチャーマッピングの国際マスターインストラクター。Accelerated Learning Japan認定のアクセラメンツ・シニアキャプテンとして、全国の自治体・教育委員会・学校で研修や授業支援を行う。中国をはじめとするアジア各地でも講演・講師育成を行っており、加速学習の普及に国際的に取り組んでいる。
アクセラメンツは、加速学習の原理に基づいた、学びを劇的に深めるための教育デザイン手法です。フォトリーディングの開発者ポール・R・シーリィ博士によって提唱され、Accelerate(加速する)+ Moments(瞬間)から生まれた造語です。
準備・期待(Anticipate):全体像の提示で学習への期待を高める
解放(Liberate):学習障壁を取り除く
感知(Perceive):多様な感覚で情報を受け取る
反応(Activate):知識を行動へ変換する
確認(Confirm):フィードバックによる定着
継続(Integrate):実生活に転用する
達成(Apply):成果として応用する
この7ステップを、参加者の皆様に実際に体験していただきます。大会の構成全体がこのプロセスに基づいています。
午後のワークショップは「ジグソーグループ」形式で、参加者は5つのグループに分かれ、それぞれ異なるAIツールを深く体験できます。
AI音楽制作体験: SunoとChatGPTカスタムを使用し、オリジナル音楽の制作を通してAIの創造性を体験できます。
AI画像・動画制作体験: Klingを用いて、テキストからの画像生成や、複数の画像を組み合わせた動画作成、静止画に動きを加える動画編集に挑戦できます。
AIによる資料作成効率化: DeepResearchとGenSparkを活用し、複雑なテーマのリサーチからスライドや文書の自動生成までを体験し、情報の整理と視覚化の効率向上を学べます。
AI解説音声生成: DeepResearchでのリサーチ結果に基づき、NoteBookLMを使ってポッドキャスト形式の解説音声を生成する実践を通して、プレゼンテーションの準備にも応用できるスキルを習得できます。
AIとの効果的な対話術: ChatGPTやGeminiを使い、正確な情報を引き出すためのプロンプト入力のコツ(前提、形式、根拠、立場、良い面と課題の指定など)を習得し、AIとの協働スキルを高めることができます。
思考を深めるプロンプト応用: フェルミ推定、ピラミッド構造、対比・比較、仮説検証、制約条件プレイといった応用的なプロンプト技術を学ぶことで、AIを活用した問題解決や深い思考を促進できます。
学びと実践の機会: ジグソー方式のワークショップは、参加者が特定のAIツールの専門家となり、その後グループで知識を共有し、協力してアウトプットを創り出すことで、深い学びと協調性を育む貴重な機会を提供します。特に、小学生向けに「量子力学」「シミュレーション仮説」「時間論」「ブラックホール」「フラクタルと自然のかたち」といったテーマを、AIを活用して興味深く学び続けられる授業を考案する実践的な課題は、教育現場での応用力を高めます。
日 時: 2025年8月2日(土)10:00~17:00
会 場: 枚方市総合文化芸術センター 別館2階 多目的室(大阪府枚方市新町2-1-5)アクセス
※Zoom同時配信あり
10:00 開会
10:20 アクセラメンツ・イントロダクション
10:50 基調講演
「教育デザインの未来 ― 探究心と多様性を育む“共創の場”へ」
登壇:鹿江宏明(学修デザイナー協会 理事長・比治山大学教授)
※オンラインにてリモート参加
11:10 特別講演
「学びのルネサンスを起こす:教育・ビジネス・社会の再統合」
登壇:神田昌典(パブロス株式会社代表取締役・教育アントレプレナー)
※オンラインにてリモート参加
11:30 対談
「ルネサンス大学構想はなぜ今必要なのか」
登壇:鹿江宏明 × 神田昌典
※オンラインにてリモート参加
12:50 午後の案内
13:10 探究学習発表
大阪・関西万博における探究発表の取り組み
14:00 ワークショップ
「AIと探究学習を融合!未来の授業デザインを創造する」
16:30 全体振り返り
16:45 閉会
たくさんのご参加をお待ちしています。
参加は無料です。下記よりお申し込みください。
✅ 生成AIや探究学習を実際の授業に取り入れたい先生
✅ 教育委員会などで研修や学校支援を担当されている方
✅ 公教育の変革に取り組むリーダー、管理職、研究者
✅ 時代に合った企業内研修や人材育成に取り組んでいる人事・研修担当者
✅ 生成AI時代の学びを実践する、コーチ・インストラクター・ファシリテーター
✅「個別最適な学び」「探究学習」に関心のある教育系NPOや民間教育関係者
教育に関心がある方ならどなたでも無料で参加できます。
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